ゴリラでも分かる最高の看板の話 #02
- 2021.01.13
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前回、自作の看板を野生の暴走によって破壊してしまったロジカルゴリラ。
しかし、トラの同情により看板を安くつくってもらえることになったのである。
果たして、焼肉屋ゴリラ・ゴリラはいったいどうなってしまうのでしょうか?
うほぉ、、、、、、
あなた、暇だからって筋肉番付の照英を何度も見返すのはやめて。
ごめん、、、、
看板を破壊してしまったから、
やることがなくて。
ピンポーン
あら、誰かしら?
こんちゃー!タイガー看板の虎太郎でーす!
おお!!お久しぶりです!
ついに!看板ができたんですね!
はい!外に持ってきてるんで
みてくださいー!
うほ!!!
なんと食欲がそそられる看板!
もう焼肉じゃなくてステーキ屋さんをしましょう。
あ、すんません。。。
あの後、色々調べた結果、近隣には焼肉屋が多くて
お店の強みを打ち出した方が差別化できると思いステーキを主題にしました!
ここまできたら、もっとオススメメニューをガンガン載せて
お得なキャンペーン情報とかも載せたいですね!!!!
そのお気持ちはすごく分かるんですが
ゴリラ・ゴリラは交通量が多い国道沿いのお店です。
人が看板を見る時間は徒歩でも7秒と言われています。
車なら3秒程度でしょう。
更に遠くからも認識させる必要があります。
そのためにはできる限り
「一行の文字数を減らす」
「要素を3つ以内におさめる」
ことが重要です!
なるほど!!
どういうことですか??
上記の看板は一行の文字数を10文字以内
そして要素を「キャッチコピー」「店名」「写真」の3つに抑えています。
これ以上増やしてしまうと情報量が多すぎて遠くからみた時に
「何のお店かよくわからない」
と思われる危険性があります。
確かに、繁盛しているお店はすぐに何のお店か分かる気がするわ。
看板は「通行人(車)を顧客に変える唯一の手段」と言われています。
だからこそ、経営者視点ではなく、通行人(車)視点で考える必要があるんです。
まず、
①看板を発見してもらう
②魅力を知ってもらう
③入店してもらう
このプロセスが重要になるんです。
か、看板はそんなに奥深いものだったとは、、、、
今回、看板のデザインで②の魅力を知ってもらうことはクリアできたと思います。
次は①の発見してもらうこと
こちらに関しては、看板を設置する場所の高さを変えることと
夜でも発見してもらえるよう下から照明を当てるようにしましょう。
そして、③の入店してもらう部分ですが、
こんなものを作ってきました。
これは、のぼり旗ですか?
当たり前過ぎて蔑ろにしがちですが、
のぼり旗は入店させる後押しができる素晴らしいツールなんです。
特に個人経営のお店だと駐車場に車が入ってない時に
「営業してるのかなー?」
って思うことあると思うんです。
でも、のぼりがあるお店ってそうは思いませんよね?
確かに!!!すごい!!!
さらにのぼりは布を変えていくだけで
キャンペーンや打ち出したいサービスを安価に変更することが可能です。
ぜひおすすめの広報ツールです。
取り入れます!!
こんな何から何まで本当にありがとうございます!!
いえいえ!
看板は設置するだけじゃなく、業種や立地に合わせて最適な方法があるんです!
僕はそれを伝えていくのが看板屋の仕事だと思ってます。
ゴリラ・ゴリラさんが繁盛店になることを願ってます。
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一ヶ月後
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うほほ!!!
看板のおかげでお客さんが増えて今日のランチも忙しかった!!
ほんと、看板でここまでお客さんの数が変わるなんて思いもしませんでしたよ。
看板屋さん様様ね。
こんにちわー!!!
ステーキ食べにきました!
おお!虎太郎さん!!
お久しぶりです!
看板のおかげでもう商売繁盛!
本当にありがとうございます!
いえいえ!
看板は知ってもらうきっかけにしか過ぎませんよ。
そこから先、お客さんがまた通ってくれるかどうかは
ゴリラ・ゴリラさんのサービスが良かったか以外の何者でもありません。
看板✕商品=繁盛
ですよ!
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こうして、焼肉屋ゴリラ・ゴリラは親切すぎる看板屋のおかげで
繁盛店の第一歩を歩き出した。
看板は通行人をお客さんに変えることができる素晴らしいツールです。
でも、そのためには立地、条件、業種、商品をよく考え
最適な答えを出す必要があります。
そんなお客様のビジネスと伴走する看板屋。
それがエイバンの強みです!
ぜひ、みなさまと一緒に繁盛店をつくるお手伝いができれば幸いです!