熊本の看板いくつ分かる!?熊本看板スナップ下通編
- 2025.04.28
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どうも!熊本で看板制作をしているエイバンの広報ノダです!
エイバンの広報を担当していると普段、街中を歩いている時に目についちゃうんですよね
看板が!
僕、思うんですよ。
長年風雪に耐え、幾億の視線にさらされつづけた看板って魂が宿ってるじゃないかって
時に初めてのデートで30分前に着いた若者がみる看板
時に泥酔して最後にみた看板
そんな人情とロマンの看板が集まるのが、今回ご紹介する
「下通り」です。
それでは看板スナップの旅へ出かけましょう・・・
ゴトンゴトンと市電の音と喧騒が混じり合う中心地。
熊本県民はみんな「まち」と呼びます。
下通りのメインアーケードの長さは511mと九州随一の大きな商店街です。
この日は平日の昼時でしたが学生から観光客までたくさんの人がいました。
では!まず最初の看板。
甘党とお好み焼き 大文字さん
熊本県民なら一度は行ったことがあるんじゃないでしょうか?
https://daimonji-kumamoto.com/
創業65年の老舗店です。
僕の知る限りずっとこの看板で小さな入口ながら通るたびに漂ってくるお好み焼きの香りと看板の赤が目を引きます。おそらく文字は作字されているんじゃないかと思います。
下通りの脇道に入っていくと見えるユニークな看板は
セコンド時計店さんです。
https://www.e-second.co.jp/
時計のケースをモチーフにしたデザインがとてもおしゃれで上品ですね〜
袖看板にしているのがまたセンスが良い。
遠くからも視認しやすいグッドデザインだと思います!
更に歩いていくと現れたのが
珈琲喫茶ACB(アシベ)さんです。
なんと創業50年の喫茶店です。
ダークグリーンの配色やレトロなロゴタイプ、壁付けの街灯など統一感のある世界観が演出されています。
こういった老舗は部分的にリニューアルしつつも新しさを出しすぎずバランスを取るのが難しいですよね。
看板を探して歩いていたら、気づくとシャワー通りにたどり着きました。
https://g.co/kgs/uE2AC5k
メインストリートとはまた少し違った雰囲気のあるシャワー通りオシャレな飲食店やアパレルが立ち並ぶ感度の高いエリアです。
そんなシャワー通りの路地裏に見つけたイケてる看板は
A BLUE COFFEEさん
https://www.instagram.com/a_blue_coffee/
モノトーンで統一された看板と外観スタイリッシュで洗練された都会の雰囲気が漂います。
センスいいな〜
雨の日とか最高にかっこいいんだろうな。
洋服屋さんが多いシャワー通り。
こんな素敵な看板も見つかります。
LINEA&ELIOT BAYさん
https://www.instagram.com/eliotbay1225/
インパクトのある切り出しの文字に入口の横にあるコーヒースタンドが素敵です。
やはり入口のデザインと看板はセットで相乗効果が生まれますね!
こちらの青空のように鮮やかな看板は
DOUBLE VISIONさん
https://www.wvision.jp/
白い壁で余白を活かすことで小さな看板でも目に留まります。
参考になるな〜
続いては飲食店のオシャレ看板
Hunk&Bettyさん
https://g.co/kgs/snwzUa9
ヨーロッパのダイニングバーのような外観。
味わいのある木材の下地に切り出し文字を配置した看板、その目下にロゴの入ったブルーのオーニングが効いてますね!こちらも真似したいアイデア!
下通り最後の映画館。
Denkikanさん
https://denkikan.com/
シンプルなデザインですが、独特なフォントと「氣」の文字がフックになってますね。
抜けの良い商店街だからこそリーチの長い袖看板は目立ちますね。
新市街から下通を行き来できる道、玉屋通り
https://kumamoto-guide.jp/film/production/detail/20
ここにも味のある看板があります。
可愛い袖看板。
立ち呑みタマヤ
https://kumamoto.guide/spots/detail/12837
狭い通りなので袖看板も控えめなサイズですが、右下に寄せた大胆な余白使いで目に留まるデザインです。
こちらの看板は検索しても詳細が出てこなかったんですが玉屋通りでみつけたかっこいい看板です。
VINTEGEという店名とざっくりとした看板の形、錆感が最高です。
こちらは玉屋通りの出口(入口?)にある
だるま寿司さんです。
https://g.co/kgs/EWVbydc
巨大なロゴがかっこいい&存在感あります。
さらに店構えも古風で渋い。
人気店らしく予約しないと中々入れないみたいです。
下通りのメインストリートに戻ってきたら飛び込んできたのが
松本ステーキさんの看板。
https://g.co/kgs/ezhPD2d
とにかくMEATの凄まじい迫力の看板。文字内の電飾の数もエグいです笑
店回りも立て看板や電飾看板などできること全部やってます。
足し算の店舗デザインの最高到達点のひとつだと思います。
看板ではありませんが、忠犬ハチ公的なものを見つけました。
光林寺通りにこんな物語が合ったとは
更に歩いていくと目に飛び込んだのがこちらの看板
アマケン2さん
https://www.sakasou.kumamoto.jp/shop/amaken2/
黒字に切り抜きの赤文字を大胆に設置することで強いコントラストを生み出しています。
さらにユニークなネーミングとフォント使いも技ありです。
こちらも目に止まりました。
これはネーミングの勝利ですね。
「ん」からはじまる店名はじめてみました笑
馬か家 んまさん
https://www.instagram.com/nma01.17/
Instagram見たらめちゃくちゃ美味そうなお店でした。
続いてこちらの大きな船のような大迫力の建物はセカンドサイトです。
https://www.instagram.com/secondsightkumamoto/
下通りのランドマークといっても過言ではないくらい存在感があります。
建物自体が看板的な役割もしていて大きな訴求効果を生み出していると思います。
建物内のお店はこのように道側に統一感のある看板で訴求されています。
セカンドサイトからちょっと歩くと見えてくるのが
どろやさん
https://g.co/kgs/1N5mwZv
素通りしそうにあるほど、さりげない看板と入口ですが、県外の人もよく来られる非常にファンの多いひとくちお茶漬けのお店です。
呑んだあとの締めとして最高です。
こうした口コミでお客さんが殺到する店の場合はあえて控えめな看板にするのも戦略ですね。
続いても熊本の名店
珈琲アローさんの看板です。
https://www.coffee-arrow.jp/
店名であるアローは矢や矢印という意味があり看板のモチーフになっており、入口を指す役割もしています。素晴らしいアイデアですね。
こちらの看板も可愛いですねー
焼肉ブラザーズさん
https://fc2r800.gorp.jp/
グレーでマットな下地にポップなイラストにロゴが面白い組み合わせで目を引く看板です。
入口の横にもロゴが描かれているのもナイスセンス。
たこ焼きあっちっちさん
https://g.co/kgs/hCRZxgw
建物の奥にこっそりと佇むたこ焼き屋さんです。
昔、飲み屋さんでめっちゃ酔っ払った時に鉄板に入ったたこ焼きをデリバリーしてもらい
火傷覚悟で食べる激ウマたこ焼きがあっちっちさんでした。
熊本のラーメンといえばこちら
桂花ラーメンさん
https://keika-raumen.co.jp/
個性的なロゴに和と中華の中間のようなデザインが素敵です。
最後に紹介するのはこちら
ねぎぼうずさんです。
https://g.co/kgs/LV8UegK
二店並びになっており、となりは立呑み屋になってます。
昭和にタイムスリップしたようなレトロな看板と店構え。
県外の人が熊本に来られた時に連れて行くお店ベスト1(野田調べ)と勝手に思ってます笑
下通りの看板は混沌としておもしろい。
今回、下通りをぐるぐる回って看板の調査をしてみました!
上通と比較すると様々なテイストの看板があり、いい意味で混沌としていてとても参考になりました。
この看板いいなー!自分のお店も参考にしたいなー!という方はぜひ弊社にご相談ください👍️
一緒に最高の看板をつくりましょう!
最後におまけで、個人的に好きな雑居ビルの看板集を掲載したいと思います笑
以上です!また次のコラムでお会いしましょう!