驚愕!ここまできたぞ未来の看板!
- 2024.01.23
- 765 View
どうも!エイバン広報ノダです!
ここ最近、AIの発達による自動運転やコンビニの接客が無人になるなど未来が近づいてきてるなぁ〜と感じませんか?
自動運転が実用化されれば流通コストが激減したり、交通渋滞が解消されたり、タクシーや代行といった交通手段もガラッと変わってしまうと言われています。
近い将来、Amazonで商品頼んだらその日のうちにドローンが持ってくる時代すら来るかもしれません。
そんな刺激的な時代ですが、
看板はいつまでも変わらない存在なのでしょうか?
否!!!
看板の世界にも未来が近づいています!
今日はそんな未来の看板について紹介していきたいと思います。
ドローンが描く未来の屋外広告。
まずはこの動画を御覧ください。
僕は最初これ観た時に衝撃を受けました。
「可能性しかないやん!」
ドローンに照明を付け、プログラミングした動きで制御することによって数百のドローンを一つの生命体のように自由に動かしています。
かわいいイラストを表現できるのはもちろんですが
このようにハッシュタグを見せたり
QRコードを空中に表示させることも可能。
会社のロゴや新サービスの訴求もできます。
まさに空という、まだ開拓されていないフロンティアに描く未来の広告。
こちらは3051台のドローンを使ったドローンショー。
ドローンを使ったビジュアル演出はディスプレイの解像度のようにドローンの数が増えるほど精細な絵を描くことができますし、
プログラミング技術のノウハウが蓄積すれば技術者も増え、ドローン広告が一般の企業にも手が出せるものになってくる可能性が高いと思います。
看板というよりは空中CMといった感じですが、将来的には看板屋さんがプログラミングされたドローンをつかって時間帯を区切って一般企業の広告を流すような空中ディスプレイ広告のような形体も生み出されそうだなーと感じました。
まるで映画の世界。AR広告。
AR広告とは、現実を仮想的に拡張する技術である「AR(拡張現実)」を活用した広告手法です。
2009年頃に発表されたセカイカメラというアプリが走りだったと思います。
当時、買ったばかりのスマートフォンで起動して感動したのを覚えています。
カメラを起動すると、カメラ越しの画面にポンポンと飲食店などの情報が表示され、それをクリックすると詳細が見れるんです。
しかし、当時は早すぎるテクノロジーでインフラが追いつかず2014年にサービスを終了してしまいました。
そして、いま。
時代はついに追いつきました。
なんだこれ、どうなっているんだろうpic.twitter.com/Hwxqc5Ml0d
— IVAN@AR × Marketing (@van_eng622) May 15, 2023
屋外だけではなく室内、PCの画面など無限に広がるARの世界が目の前にきています。
この演出めっちゃいいpic.twitter.com/V2bIQOsIwa
— IVAN@AR × Marketing (@van_eng622) November 9, 2023
最近では、町おこしの施策でも使われることが多く、
新潟では町中で様々な拡張世界の施策を行っています。
そしてもちろん看板にも!
広告から飛び出すARがよい!
街中にこんなAR広告をたくさん作りたい!pic.twitter.com/UA6CbwKIVJ
— IVAN@AR × Marketing (@van_eng622) November 6, 2023
このAR看板の可能性は凄まじいものがあります。
実際の看板を書き換えることなく、プログラムのみを書き換えることで季節に応じて内容を変えたり、時間や期間を限定したクーポンを発行したり、スマホゲームやアプリと連携して集客することも可能になります。
また、ARで作成したものはリアルなモノと違い劣化することもなく、修正も安価です。
将来的にはインターネットにも繋がりリアルタイムに変更することも可能になるかもしれません。
とはいえ、アプリ起動してスマホを向けないと駄目なら効果ないんじゃない?
と思う人もいるでしょう。
時代はどんどん進んでいます。
ARグラスというメガネ型のAR視認ツールも発売されています。
https://www.itmedia.co.jp/fav/articles/2306/10/news049.html
この眼鏡があれば、スマホでアプリを立ち上げることなくシームレスに拡張世界にアクセスことが可能になります。
ちなみに僕は一度だけこの眼鏡をかけて仕事してる人をスタバで見たことがあります。(タイムスリップしてきた人みたいだった)
さらに軽度な近視であれば視力調整をしてくれる商品もあるようで、
今後、眼鏡の代用品として認められれば一気に普及する可能性があります。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1503168.html
そして信じられないことにARコンタクトなるものも開発されており。
コンタクトレンズを装着することで拡張空間を認識できるようになる可能性すら見えてきています。https://solutions.ostechnology.co.jp/blog/ar-contact-lens-202206/
未来すぎるぜ、、、、
衝撃!3Dサイネージ!
まずは、この動画を見てみてください!
これらは3Dサイネージと呼ばれ近年注目されている屋外広告です。
先程のAR広告と違い、自分の目でみてリアルの世界で飛び出して見えるので、初めて観た人は衝撃的でしょう。実際にこうした3Dサイネージ広告はそのインパクトからSNSとの相性が抜群で指数関数的に認知拡大する傾向にあります。
どのようにして実現されているかというと、
目の錯覚(錯視)を利用しています。
こちらの動画を見ると原理を理解しやすいかと思います。
二枚のディスプレイを使い奥行きを表現し人間の目の補完機能を使い錯覚させます。
つまり、場所によっては成立しない広告でもあります。
こちらは有名な新宿の3Dビジョン広告のまとめです。
当時とても話題になった猫の3Dサイネージとドラクエの3D広告が観れます。
こちらのNIKEの3Dサイネージもかっこいい。。。。
続いて、ベンツ・アウディ・BMWの3Dサイネージ。
ただインパクトを与えるだけではなく、企業のブランドイメージ向上や街の景観にも貢献できそうな広告ですね。
巨大で高彩度なディスプレイをつくる技術力と大量生産によって安価になったことがこのような新しい未来の看板を実現できるようになったんだと思います。
まだ生まれたばかりの媒体なので今後、世界中のクリエイター達がユニークでインパクトのある表現を生み出すかと思うとワクワクが止まらないです。
屋外広告の未来は明るい。
(株式会社ジェネシスコミュニケーションWEBより引用)
この数年、広告業界は大転換期と言われてきました。
テレビCMが下火になり、ネット広告の台頭。新聞や雑誌の衰退。
(株式会社ジェネシスコミュニケーションWEBより引用)
コロナで外出が激減した2019~2021年は下がっていますが、看板を含む屋外広告は非常に安定した媒体と言われています。
今回紹介した新しいテクノロジー×看板という世界の広がりや、現在世界中に広がる看板のサイネージ化によって「看板をつくる」仕事だけではなく「看板の中身をつくる」仕事へとシフトしていっています。
例えば掲載するには世界最大の広告費がかかると言われているニューヨークタイムズスクエアの看板はそのほとんどがディスプレイになっています。
その影響で下記のようなプロモーションが可能になりました。
小さなところではマクドナルドのカウンター上の商品紹介がすべてデジタルサイネージになっていたり、僕の家の近くのファミリーマートも同じくカウンター上に巨大なサイネージが配置され常に商品やサービスを訴求しています。
看板の未来は、ただ「つくる」だけではなく、サービスや立地を元に多くの手段から最適解を導きだし、戦略やクリエイティブを含めた総合プロデュースをするような仕事になると思います。
エイバンでも今に満足せず、未来をみつめた看板の総合プロデュースができる会社になりますので今後ともよろしくお願いします!